FXをする際に、どのくらいの期間でトレードしようか悩んでいる方は多いと思います。
今回は、その中でも長期トレードについて解説したいと思います。
その分析方法も説明したいと思います。
Contents
長期トレードとは?手法やメリット、使用する時間足など
まず、長期トレードとはその名の通り長期で売買することです。
その手法やメリット、使用する時間足について解説します。
短期の時間足にはむかない理由
まず、1分足~30分足などがありますが、長期トレードではっきり申し上げておすすめできません。
スキャルピングならいいかもしれんせんが、ノイズが多いので長期トレードには向かないからです。
分析も小さく小刻みに動くため、読むのが難しいと思われます。
具体的に使う時間足について
一番小さくても1時間足がおすすめです。
1時間足はその名のとおり、1時間で動いた幅を示してくれるため、余計なノイズがないです。
4時間足、日足と組み合わせていくのが、おすすめです。
一週間の流れと各時間足の重要な壁、ポイントを分析することが長期トレードで利益を得るためには大切だと考えられます。
フィボナッチ、一目均衡表などの表は分析家と呼ばれる人は、よくユーチューブなどで使っているのが見られますが、その時に日足や4時間足、1時間足で見られることが多いです。
メリットはあるのか?
メリットは、長期にわたってポジションをもっているので膨大な利益を得やすい点です。
また、長期保有しているのでスワップポイントを得ることも可能です。
スキャルピング、デイトレードなどと違ってパソコンを見ている必要がないので、時間がないサラリーマンにもおすすめです。
長期トレードでオススメのテクニカル分析(ラインやインジゲーターなど)
毎日の取引を確認して、どこで止まってどのような流れになるのかなどを細かく分析することはとても重要です。
長期トレードだからこそ、「ここだ」というポイントで注文できるようにしましょう。
時間で分析する方法
まず、トレードする際の時間を見ていただきたいです。
東京時間なのか、ロンドン時間なのか、ニューヨーク時間なのかです。
大まかな流れとして、ニューヨーク時間で株が大暴落して、ドルの価値もかなり落ちて来ているときに、東京時間で急に反発して一気に戻すことは考えにくいからです。
日経平均株価が大暴落といった時には円高に振れる可能性があり、ニューヨークの流れをそのまま引き継ぐ場合が多いです。
オアンダなどのオープンオーダーを見る
オアンダなどのオープンオーダー状況を分析することは、利益を得るために必要なことです。
一人で流れに逆らうようなトレードをしていると痛い目に合う可能性があります。
オープンオーダーでは海外の投資家などがどこに売り注文をもっているのか、どこで買おうとしているのか、今どこでポジションを持っているのか示されています。
そこが抵抗ラインと流れが切り替わるタイミングだと理解することができます。
MACDで分析してみる
MACDは、移動平均線を利用したテクニカル指標です。
2本の移動平均線を利用したデッドクロスとゴールデンクロスです。
短期線が上から一気に突き抜けると売りのサインとなり、短期線が長期戦を下から突き抜けると買いのサインとなります。
60分足や30分足などを見て、アップトレンドなのか、ダウントレンドなのかを見極めて使うと効果的です。
また、時間分析の流れとしても役にたつテクニカル指標だと思われます。
FX初心者が長期トレードをする際の注意点を解説!
初心者の方はまず、自分が長期トレードにあっているのかどうか考えてみることをおすすめします。
短期でこまめにレートを確認したい人には向かないと思います。
また時間がない方にはチャートをずっと見る必要がないので、むいていると考えられます。
どこで損切か利確か決めておく
FXで一番難しいのは損切りです。
どこで含み損をなくすのか、とても重要になってきます。
含み損を抱えたまま、ずっと待ちなおすことを期待していると含み損が増えてしまうことが多いです。
10,000円のポイントで利確しているのに、含み損が20,000円のポイントで損切りしていては利益が得られません。
しっかりと利確と損切りのポイントを紙に書くなどして、ルールを決めておくことを強くすすめます。
毎日ニュースを確認する
よくあるのが、大統領・首相が為替について発言することです。
大統領の発言で1円近く変わったこともしばしばあります。
しかも、それで流れが変わってしまうこともあるのです。
毎日ニュースを確認して、要人などの発言をチェックすることで、現在どの方向に動いているのかの流れを理解することができます。
日本だと首相、財務大臣、日銀総裁が例にあたりますが、日本だけでなく、ドルの場合はアメリカの大統領、FRB議長の発言に注意しておく必要があります。
経済指標の発表などのイベント時にトレードはしない
個人的に初心者の方に、動きが激しくなる重要な指標発表の時にトレードはおすすめしません。
なぜなら、流れがどちらに進むのか理解するのが難しいためです。
発表する直前にあげていて、一気に下がる可能性もありますし、逆の可能性もあります。
そのようなときに、とりあえずトレードして利益を得るのはかなり難しいと考えられます。
もし、うまくいったとしても根拠のないギャンブルになってしまう可能性があります。
プロでも間違える場合があるので、初心者の方にはおすすめできません。
『FXの長期トレードの手法|メリットや使用する時間足、注意点など』のまとめ
長くなっていましましたが、初心者の方には長期トレードはポイントをおさえればオススメです。
ニュースをしっかりおさえて、要人発言、金利の動向、景気判断をしっかり分析することができれば初心者でも利益を得られる可能性はあります。
また、オープンオーダーを見て、流れとトレンドがわかります。
そうすると自分のトレードの計画がしっかりとできると思います。