FXと外貨預金の違い|FXではなく外貨預金がオススメの人の特徴

FXと外貨預金の違い|FXではなく外貨預金がオススメの人の特徴

FXと外貨預金は似ているようで全く違います。

どちらも通貨を扱う資産運用ではありますが、性質が違うので、違いや特徴を知っておきましょう。

どちらにも特徴があり、向いている人、向いていない人がいます。

大金を稼ぐためにFXを始める人もいますが、リスクがあるのも事実。

FXよりも外貨預金の方が向いている人のタイプも紹介していきます。

どちらが良いのかというよりも、向き不向きが大きいので、まずは中身を理解していくことが大事です。

FXと外貨預金の違いとは?

FXは全く知識がなく始められるものではありません。

外貨預金もそうですが、FXはメリットが大きく、逆にデメリット大きいもの。

必要とする知識も外貨預金に比べて多いので、注意して取引していくことが重要です。

では項目ごとに分けてFXと外貨預金の違いを紹介していきます。

リスクとリターンの違い

FXの最大の特徴とは、レバレッジをかけることができる点です。

これは持っている資金よりも多く取引ができるルール。

預けた以上の金額で取引をできるようになるので大きく稼ぐこともできますが、そのぶん失敗したときに大きくマイナスになってしまうリスクもあります。

また、スワップを受け取ることも可能。

スワップとは金利のようなものですが、逆に差額分を支払う必要があることも。

外貨預金もレートによっては損失が出ることもありますが、元本よりもマイナスになることはありません。

そのぶんリターンはFXに比べると少なめです。

取引できる通貨種類の違い

FXは多くの外貨で取引を行うことができます。

どの通貨ペアを選ぶのかということがFXでは重要になるので、知識をつけたり調べたりすることで有利なペアを購入することもできます。

外貨預金も通貨の種類を選ぶことができますが、一般的にFXよりは外貨の種類が少ないです。

単純に外貨の種類が多ければ選ぶ選択肢が増えるため、より良い条件で取引することが可能。

FXは選択肢の幅が広いので選ぶのが大変ではありますが、良い取引をしやすいです。

外貨預金はFXより少ないので選ぶのが楽ではありますが、選択肢が少ないという違いがあります。

投資の柔軟性の違い

外貨預金はあくまで預金です。

FXは短期でも長期でも投資をすることができますが、外貨預金は短くても1ヵ月以上はかかります。

普通預金であればいつでも決済することもできますが、定期預金だと制限も。

決済が満期時に限られる、金利を受け取るときは解約時に一括などの縛りもあるので注意が必要です。

一方、FXは自由度が高いので、決済をするのはいつでもOKで金利も毎日でも受け取ることができます。

外貨預金は預金、FXは投資。

外貨預金も投資として使うことができますが、自由度はFXと比べて低いです。

FXよりも外貨預金をオススメしたいのはこんな人

FXと外貨預金は全く違うものです。

2つの違いを理解したら、次はどちらが自分に向いているのかを考えていきましょう。

では具体的に、外貨預金が向いている人の特徴や資産運用スタイルを紹介していきます。

全てあてはまるのであれば外貨預金を検討してみましょう。

資産運用にあまり手をかけたくない人

FXは手間がかかります。

扱う通貨ペアも多いので特徴を調べて取引、そこからレートをチェックしていく地道さが必要です。

外貨預金は端に言うと、預けっぱなしでもOK。

全くチェックせずにそのまま…というのは良くありませんが、FXよりも手間がかかりません。

上手くいっている状態であれば、年単位でそのままにしておくこともできます。

FXは攻めることができる投資ですが、外貨預金は守りのようなイメージ。

レートによっては元手以下になることもありますが、マイナスになることもありません。

資産運用の勉強をする時間が少ない人

FXをするときは様々な知識が必要になります。

長期間の取引ならまだ良いですが、短期間の取引をするときはいかに先を読むのかが大事。

特にレバレッジをかけた場合はタイミングが大事になりますし、情報収集は欠かせません。

基本的な知識も必要で、常に勉強が必要なのがFX。

それと比べると外貨預金は必要な知識が少ないので、資産運用の勉強をしている時間がない人におすすめです。

もちろん外貨預金も勉強するに越したことはありませんが、保有期間が長く、イレギュラーな出来事が起こりにくいので扱いやすいのです。

安定した利益をだしたい人

外貨預金をする上でのメリットは、高い金利です。

日本と比べて金利が高いので、うまく預けることで金利分を稼ぐことができます。

金利は口座によっても違いますが、日本のメガバンクでも金利は0.001%ほど。

つまり、100万円預けても金利は10円。

海外の金利も機関によって違いますが、アメリカだと0.1%ほど。

100万円を預けると1年間で1,000円の金利を受け取ることができます。

レートには注意する必要がありますが、金利は急に暴落するものではありません。

そのため、安定して利益を出しやすいのです。

「FXと外貨預金の違い|FXではなく外貨預金がオススメの人の特徴」のまとめ

FXはハイリスクハイリターンでもある投資です。

外貨預金は安定性がありますが、そのぶん利益は少なめ。

持ち金がないと利用できないということもあり、レートを意識する必要もありますが、安全にコツコツ稼ぎたい人におすすめです。

FXのような派手さはありませんしレバレッジもありませんが、上手に扱えば資産運用としても有効です。

海外によく行く人は扱いやすくもあるので、資産運用の1つとして外貨預金も頭に入れておきましょう。

自分の知識、したい投資スタイル、出したい利益などを考えて選ぶようにしてください。

どちらも損をすることがあるのでしっかり考えることが大事です。

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