ループイフダンは、FXで利益を上げたいという人からしばしば着目されている自動売買ツールです。
FXでは他の自動売買ツールも使えますが、ループイフダンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
この記事ではループイフダンを使うときのメリットやおすすめの設定方法を紹介し、運用をする上で注意すべき点について解説します。
Contents
ループイフダンのメリット
ループイフダンを使って取引を進めるのに、どのようなメリットがあるかをまずは確認しておきましょう。
自動売買ツールで屈指の平均利益率
FXで利用されている自動売買ツールの中でもループイフダンは実績が優れているのがメリットです。
ループイフダンの平均利益率はアイネット証券によると14%にも上っています。
どの証券会社かによって実績の数値には違いが生じるのは確かですが、資産運用の効果が大きいことは数字からよくわかります。
自動売買ツールは実績があれば安心して利用できるのは確かです。
結果的に利用者数も増えてきているので安心感があるツールと言えます。
業界最低水準の手数料
ループイフダンは他のFX自動売買ツールに比べて手数料の水準が低いのがメリットです。
ループイフダンの取引コストは大抵のシステムよりも低く設定されています。
スプレッドもあまり割り増しになってしまうことがなく、取引を繰り返すことによる目減りを心配しなくても良いのが魅力です。
わずかなコストの差が自動売買では大きな利益の違いをもたらします。
手作業で取引するよりも回数が多くなることが多いため、手数料の低さは大きな魅力です。
放っておくだけで利益になる
ループイフダンを使うことによって、FXの初心者でも速やかに利益を得られるようになる可能性があります。
基本的に自動売買ツールは放っておくだけで取引が可能なので、勝てるルールを設定してしまったら後は何もしなくても問題はありません。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使していかにして利益を上げるかを日々考えて取引を進めなくとも、簡単な設定をするだけでFXによる継続的な利益を見込めるのがループイフダンのメリットです。
ループイフダンのオススメの設定方法
ループイフダンを運用するときにはどのような設定をしたら良いかで悩みがちです。
利益を上げる方針がどうなっているのかをそれぞれ見てみて下さい。
アメリカドルでスワップポイントを狙う
アメリカドル/日本円は比較的安定していて使いやすいことからループイフダンではよく着目されています。
売買システムはUSD/JPYに固定し、損切りなしの設定でスワップポイント狙いの取引をするのがおすすめの方法です。
長期運用による利益を得たい人にとって魅力的な方法で、取引数量は少なめに設定して細かく利益を得つつ、すぐに投資できるようにするのがコツです。
B15でループさせることによって着実な資産形成ができるでしょう。
アメリカドルで売買を進める
売買による利益をもう少し突きつめてアメリカドル/日本円の運用を目指したい場合には、ループ幅をB100で設定したループイフダンも効果的です。
この場合には損切りを有効な形で設定しておかないとリスクが高くなります。
買いポジション限定の運用によってスワップポイントを得るようにすると手数料分くらいは安定して稼げます。
ポジション獲得回数が増えると大きな利益を期待できる方法で、取引数量を多めに設定しておくのが肝心です。
オーストラリアドルで利益を狙う
オーストラリアドルはスワップポイントと売買益を同時に狙う取引をしやすいのが特徴です。
ループイフダンを使うときには、大きな価格変動のリスクも考慮してスワップポイントの獲得に比重を置いた設定をすると良いでしょう。
B40の設定で損切りをなしとし、ポジション数を10前後に設定しておくと安定した利益を得やすくなります。
売買益を重視したい場合には取引数量を多めにして投入可能な資金額に応じた設定をするのが大切です。
ループイフダンの注意点
ループイフダンを使えば初心者でもFXで利益を上げられる可能性があるのは確かですが、使う上では注意しておくべきポイントもあります。
定期的な見直しが必要
ループイフダンを使う上で最も重要なのが見直しです。
売買益とスワップポイントをどのようなバランスで得るのを目的とするかを考えて設定をするのがループイフダンの基本になります。
その想定からずれている場合には設定の微調整をすることが大切です。
履歴を確認すると取引数量やポジション数、値幅などの影響がどう出たかを解析できます。
その結果を参考にして少しずつ設定を変えていくことで利益を安定して得られるようになるでしょう。
分析を適用しにくい
FXではファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を活用して予想を立てて取引をするのが通例です。
自動売買ツールを使うとその結果に応じた取引ができなくなります。
特にループイフダンではインジケーターを駆使して分析した結果に基づく売買を設定することはできません。
シンプルな設計になっているので初心者にとっては使いやすいですが、中上級者になるとテクニカル分析のノウハウを適用した自動売買ができないのが悩みになります。
急変への対応力が低い
ループイフダンはプログラムされた通りの取引しかできないので、ファンダメンタルズ分析に基づく急変への対応力も低いので注意しましょう。
人が見ればこのタイミングでポジションを取る、あるいは利益確定をするのは合理的ではないとわかったとしても、ロスカットのように機械的に取引を実行してしまいます。
結果的に大きな資産形成のチャンスを逃すこともあるので、ループイフダンだけに頼ってしまわないようにするのが賢明です。
「FXのループイフダン|オススメの設定方法とメリット・注意点を解説!」のまとめ
ループイフダンは大きな実績を上げている自動売買ツールです。
テクニカル分析の手法を詳しく理解できていない初心者でもFXで利益を上げられる可能性を秘めていますが、中上級者になると細かい条件設定ができないのが悩みになりがちなので注意しましょう。
通貨ペアによって特性があるので、向き不向きがあることを考慮して条件を設定することが大切です。
すぐに大きな利益を上げられるとは考えず、長期的な運用をしながら改善することで成功できると理解しておくと安心でしょう。