FXについて勉強しようと思ったとき、一番おすすめなのが漫画を使った勉強法です。
漫画を使った教材は非常に分かりやすくまとめられており、FX初心者でも理解しやすくなっています。
では、FX戦士くるみちゃんとはどういった内容の漫画なのでしょうか。
この記事では、FX戦士くるみちゃんとはどういった漫画で、どういったことを学べるのか詳しく紹介していきます。
Contents
「FX戦士くるみちゃん」のあらすじ
FXを題材にした漫画として注目を集めるFX戦士くるみちゃんですが、どういった内容の漫画なのか気になるところです。
FXで損失を出している状態からのスタート
物語のスタートは、主人公である福賀くるみがFXで損失を出している状態からスタートします。
父親がこっそりと貯めていたタンス貯金からお金を少し拝借し、そのお金を元金にFX取引を始めます。
しかし、海外のFX口座を使って身の丈に合わない無茶な取引をしてしまったがために、大きな損失を出してしまうことになります。
そのため、損切りをして損失を少なくしようと考えますが、損切りをする勇気が出ずそのまま放置し寝てしまいます。
翌日、友人に聞かれて状態を確認すると、相場がプラスになって利益がでたことによって事なきを得ました。
くるみは萌智子の紹介で芽吹にFXについて教えることに
その後FXの経験を積みある程度の利益を積み重ねていったくるみは、リスクのあるFX取引を辞めてしまいます。
しかし、FXをやっている友人の萌智子から同い年の芽吹を紹介されます。
そして、くるみはその芽吹に対して、FXを教えることになります。
最初はFXを始めたころの自分を重ねてしまい、同族嫌悪でイライラしてしまいますが、丁寧にFX取引を教えていくことに。
ですが、芽吹に教えていく中でチャート読みが当たってしまい、欲望に負けて結局再びFX取引を始めることになります。
奨学金に手を出し火の車になってしまう芽吹
友人の萌智子に紹介された芽吹にFXを教えたことをきっかけに、くるみは再びFXの世界に戻ってきます。
そして、芽吹や萌智子と意見交換をしながら相場を読むことによって冷静な判断ができるようになって、利益をコンスタントに出せるようになってきました。
しかし、それと同時に芽吹はくるみに頼らず自分だけの考えで取引を行うようになってしまいます。
その判断が仇となり、大きな損失を出してしまい奨学金にも手を出して一人暮らしの生活も火の車となっていきます。
「FX戦士くるみちゃん」に出てくる主な登場人物
FX戦士くるみちゃんがどういったストーリーの漫画かわかったところで、続いては主な登場人物を紹介していきます。
福賀くるみ
福賀くるみは、FX戦士くるみちゃんの主人公キャラです。
大学3年生の20歳で、初めはFX初心者でした。
しかし、物語が進についれて成長していき、徐々に利益を出せるようになっていきます。
中学生の時に母が亡くなり、生前母親が溶かした2,000万円を取り返すのがFXを始めたきっかけです。
FX初心者が必ず通るであろう道を必ず通るため、反面教師として参考になるのがポイントです。
現在は父親と一緒に暮らしており、父親はくるみがFXをやることに対して反対しています。
小金萌智子
小金萌智子は、福賀くるみと同じく大学3年生で20歳の女の子です。
くるみと同じくFX取引を行っていますが、同時に株取引も行っています。
くるみに芽吹を紹介した張本人で、よく3人にでFXの話をすることが多いです。
しかし、性格は非常に悪く、基本的には煽りキャラとしてくるみや芽吹を煽っていくことが多いです。
また、人の困った様子を見るのが大好物で、ネットでFX取引で大損した人のブログを見つけては慰めのコメントをしつつも、その様子を楽しんでいることが多いです。
山師芽吹
山師芽吹は元々小金萌智子の友人で、萌智子の紹介でくるみと知り合います。
くるみや萌智子と同じ大学3年生で20歳の女の子で、現在は実家を出て一人暮らし中です。
FXに関しては全くの初心者で、知識に関してはほとんど持っていません。
しかし、社会に出て働きたくないことを理由に、1ヶ月分の奨学金を元手としてFX取引を始めます。
はじめはくるみや萌智子に教えてもらいながら取引を行っていきますが、自分一人で取引をしてみたいという気持ちが芽生えて知識がないまま一人で取引を始めてしまいます。
その後、そのことが仇となって生活が火の車になってしまうまでになってしまいます。
「FX戦士くるみちゃん」で共感できる点・学べる点
さまざまな事情を抱える大学生3人によるFXに関するストーリーが展開されていくFX戦士くるみちゃんですが、この漫画からはFX初心者が気を付けるべきポイントを学べます。
FX経験者が一度は経験をしたことがある描写が多い
FX戦士くるみちゃんは、FX経験者が一度は経験をしたことがあるであろう道を必ず通ります。
そのため、FX取引を経験したことがある人がFX戦士くるみちゃんを読むと、自分も同じようなことをやってるなと感じることが多いです。
特に、相場の動きが自分の取引にとってあまりいい動きをしていないときに、天に祈る様子はFX取引がある程度上手くいっている人でも共感できるポイントです。
また、登場人物たちの発言もとてもリアリティがあるのが、共感を呼びやすくしています。
相場は生き物だということを学べる
FX戦士くるみちゃんは共感できるポイントだけではなく、相場は生き物だということを学べる漫画です。
くるみは自分と同じように取引をしているトレーダーの心理を読みながらトレードし、完全に自分の勘や思い込みで芽吹はトレードを行っています。
彼女たちの読み通りになることもあれば、その読み通りにならないこともあります。
そして、相場の動きと動きを読んで取引を行っていくときの駆け引きが非常にわかりやすく描かれているため、FX初心者が相場は生き物だということを学ぶにはぴったりです。
FX取引をするのであれば自分を制御することが大切だと学べる
相場が生き物だということが学べると同時に、FX取引をするのであれば自分自身をしっかりと制御することが大事だと学べる漫画です。
初めから海外のFX口座で始めてしまったくるみは痛い目に遭って一度FX取引から離れましたが、結局芽吹にFX取引について教えているうちに自分も再びFXを始めてしまいます。
また、くるみにFX取引について教えてもらって取引を実際に始めた芽吹も、損失が増えてしまって最終的には奨学金にも手を出して生活が火の車になってしまいます。
「「FX戦士くるみちゃん」のあらすじ・登場人物・共感できる点や学べる点」のまとめ
この記事では、FXを題材とした漫画の1つ、FX戦士くるみちゃんについて詳しく紹介してきました。
FX戦士くるみちゃんはさまざまな事情を抱えた大学生の女の子3人がFXを行っていく様子を描いた漫画で、FX初心者なら必ず通るであろう道をコミカルに描かれています。
FX初心者でも理解できるように難しい用語などは使われていないので、FX初心者がFXとはどういったものかを学ぶにはとてもおすすめな教材となっています。