年々取引をしている人が増えているFX。
実際にお小遣い稼ぎや子供の養育費などを稼ぐために利用していたり、空き時間を利用して取引をしているという人も多いです。
FXはパソコンなどのデバイスさえあれば家に居ながら取引を行うことができるので、主婦でも始めやすいです。
そこで今回は、主婦の方がFX取引をするにあたり、オススメの手法や注意点について紹介していきます。
Contents
主婦をしている人はスキャルピングかデイトレードがオススメ!その理由
FXを始めようと思っている主婦の方は、それほど深い知識を持っていないことも多いです。
そこでまずは、主婦の方にオススメの手法について紹介します。
そもそもスキャルピングとデイトレードとは?
スキャルピングとデイトレードは、それぞれFX取引で使われる手法です。
スキャルピングは購入した通貨を数秒から数分で売ることで小さな利益を積み上げていきます。
1回当たりの取引の時間が非常に短い代わりに、利益も小さいです。
そのため、まとまった利益を出すためには取引の回数をこなさなければいけません。
一方デイトレードは、1日単位で売買取引を完結させる手法です。
購入した通貨を、その日の内に売ってしまうことになります。
この流れを1日に数回繰り返すことで、利益を出していきます。
そのため1階の取引は数分~数時間で完了します。
スキャルピングが主婦におすすめな理由とは?
スキャルピングが主婦にオススメな理由は以下の通りです。
①損失額が少ない
スキャルピングは数秒から数分で取引が完了します。
そのため1度の取引で大きな値動きがあることは少なく、小さな利益を積み重ねていくことになります。
また、利益が小さい分損失も小さくなります。
そのため、少額の資金でFXを行うことが多い主婦にオススメなのです。
②スキマ時間に取引ができる
スキャルピングはすぐに取引が完了します。
そのため、家事の間などの隙間時間に取引を行うことができます。
洗濯機を回している間などの時間を有効活用することができるのでオススメです。
デイトレードが主婦にオススメの理由とは?
デイトレードが主婦にオススメな理由は以下の通りです。
①長時間チャートを見ることができる
デイトレードは取引がその日の内に完了しますが、利益を出しやすくするためには長時間チャートを見ることができる必要があります。
ですがサラリーマンなどの場合は、日中に長時間チャートを見ることができません。
一方主婦ならばチャートを確認できる時間も多く、取引をすることができるのでオススメなのです。
②夜間などは変動を気にしなくて良い
FXは株式とは違い、24時間常に価格が変動しています。
そのため夜寝ている間に価格が変動し、損失を出してしまうこともあります。
ですがデイトレードならばその日の内に取引を完了させるので、値動きの心配がありません。
夜などの家事が忙しい時間にチャートを気にしなくても良いのでオススメなのです。
主婦でFXをする際に気になる税金面|いくらまで稼いで良いのか?
FXは主婦でも始める人が増えています。
ですが主婦トレーダーには社会人トレーダーよりも注意しなければいけない点があります。
取引で稼いだ金額によっては税金に影響が出てしまうので、取引を始める前に確認しておきましょう。
38万円以上で配偶者控除がなくなる
専業主婦は配偶者の扶養に入っていることが多いです。
その場合、配偶者控除という制度で税金が安くなっています。
ですが、これは配偶者がいれば誰でも対象になるわけではありません。
配偶者の扶養に入っている専業主婦であっても、所得が年間38万円を超えてしまうと、控除の対象外になってしまいます。
この所得には、FX取引も含まれます。
そのため、FXで38万円以上勝ってしまうと配偶者控除を受けられなくなってしまい、税金も高くなってしまうのです。
この際の所得は、収入から経費を差し引いた利益になります。
そのため、セミナーやインターネットの料金を差し引いた金額が38万円を下回れば、配偶者控除を受けることができます。
150万円の壁はFXにも関係あり
扶養に入っている主婦であっても、年収が150万円を超えると所得税がかかってきます。
この150万円の壁は、FXにも関係しています。
パートの収入とFXの利益の合計が150万円を超えてしまうと、この150万円の壁に該当してしまい、所得税が発生してしまうのです。
そのため主婦トレーダーの中でも、FX取引だけでなくパートやアルバイトもしている場合には、FXの利益も合わせた上で年収を計算しなければいけません。
利益がどれだけ出たかなどの記録をきちんと残しておきましょう。
130万円を超えると年金の支払いが
年収が130万円を超えた場合には、国民年金の保険料の納付義務が発生します。
そのためFXで年間130万円以上を稼いだ場合には、年金の保険料を支払わなければいけないのです。
年収が130万円以下の主婦の場合は第3号被保険者という扱いになります。
この場合は扶養に入っていると判断され、年金の保険料の自己負担はなくなります。
それが130万円を超えてしまうと個人事業主としてみなされてしまい、自分で社会保険料をを支払わなければいけなくなるのです。
主婦をしながらFXをする際の注意点
FXは、主婦でも元手となる資金さえあれば始めることができます。
それらを押さえておかないと、思わぬ損をしてしまう可能性があるので覚えておきましょう。
確定申告を忘れない
確定申告といえば自営業の人がする物というイメージを持っている人も多いでしょう。
そのため確定申告をしていない専業主婦は非常に多いです。
ですがFX取引をしている主婦トレーダーの場合、確定申告が必要になる場合があります。
それは、FXの利益が年間38万円を超えた場合です。
そのため年間38万円以上を稼いだ場合には、翌年の税率が上がってしまうのです。
なお、年間38万円以上稼いだとしても、セミナーやインターネット代などの経費を差し引いた金額が38万円を下回れば、確定申告は必要ありません。
レバレッジに注意する
主婦トレーダーの場合、それなりにFX取引のための時間を作ることも可能です。
ですが子育や家事などの時間もあり、1日中取引ができるというわけではないでしょう。
そんな時に短時間で多くの利益を出せる可能性があるのがレバレッジです。
レバレッジは自分の持っている資金以上の取引を行うことができるので、より多くの利益を出すことができます。
ですが同時に損失も大きくなってしまいます。
結果本来ならば少額の損失で済んだものが、大きな損失になってしまうこともあり得ます。
特に専業主婦の場合は運用資金が少ない事もあります。
そんな状況でレバレッジを使うと、借金などをすることになる可能性もあるので注意しましょう。
無理に取り返そうとしない
FXは必ず勝てるというものではありません。
プロのトレーダーであっても絶対に勝てるということはなく、負けることはあります。
そのため損失を出してしまった時にも、無理に取り返そうとしてはいけません。
専業主婦の場合は、家事などの合間に取引をすることになります。
ですが中にはFXにのめり込んでしまったり、負けを取り戻そうとしてしまうことで、家事などの生活をおろそかにしてFXをしてしまうことがあります。
生活に支障が出るほどにFXをしてしまうと家庭にも影響が出てしまうので注意しましょう。
「主婦でFXをしている人にオススメの手法や注意点を解説!」のまとめ
FXは主婦でも自宅に居ながらお金を稼ぐことができます。
そのため、日中に時間があるという方には時間を有効活用できるオススメの手段です。
ですが、お金が稼げるという部分ばかりを意識してしまう人もいますが、負ける可能性もあるので損失がでることも覚悟した上で取引をしなければいけません。
そのため知識がないと、大きな損をしてしまう可能性もあります。
FXに興味のある主婦の方は、FXに関しても正しい知識を身に付けて取引をするようにしましょう。